2009年に中国福建省にある武夷山に行った時に手に入れました。寿山石は日本ではなじみの無い石ですが、中国では古来より人気があり、置物、彫刻、印材として好まれるようです。岩石学的にはケイ酸塩鉱物で「葉ろう石」とのこと。らしいですが、福建省で産出されるものが寿山石と呼ばれるそうです。ろう状の半透明感が特徴で、色彩は多様です。赤、オレンジ、黄から灰色、黒、紺までありそれぞれに中国的な名称が付けられています。置物にしても印材にしても多くの物は彫刻がほどこされていて付加価値が付けられています。が、自然に転がっていた原石そのものでも、面白い表情のものがあります。セットにした2点はろう状半透明感の寿山石の特徴が明瞭ですが、雰囲気が全く異なります。オレンジの石は紅葉の秋、灰色の石は冬の雪山を思わせます。勝手な思い込みで申し訳ありません。面白い小品です。
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > インテリア小物 > 置物 |
商品の状態 | 未使用に近い |